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身延に遺る作品

みのぶにのこるさくひん
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山の神像
山の神像
寛政13(1801)年2月(84歳)
高さ 72.5cm 材質:とち
昭和43(1968)年12月県文化財指定
■山神社・山の神像

山神社
山神社
 山神社は向川(むかわ)地区、木喰上人の生家の裏手にあります。 ここに安置されている山の神像は、微笑を浮かべたほかの木喰仏と異なり、威圧的(いあつてき)なまでの激しさをたたえています。
 岩の上にどっしり腰を下ろし、髪を逆立(さかだ)て口をきつく結び、前を見据(みす)える強い視線には、木喰さんが生まれ故郷の人々に伝えたかったものが込められているのでしょうか。

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