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木喰上人の足跡 |
もくじきしょうにんのそくせき |
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■廻国第1期 安永2(1773)年2月・56歳〜安永6(1777)年7月・60歳
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安永2(1773)年、伊豆(いず)を旅する間に木喰さんは弟子となる白道と(びゃくどう)出会ったようです。 白道は塩山(えんざん=甲州市)の出身ですが、廻国聖(かいこくひじり)として各地を歩いていました。 木喰さんより32年のちの寛延3(1750)年生まれなので、出会ったころはまだ24歳という若さでした。 木喰さんが第1回の廻国を終えて丸畑に帰ったときにも、白道がいっしょだったことがわかっています。 白道は木喰さんから仏像造りを学び、木喰さんと同じように1000体を越える仏像を造りました。 けれども、白道が木喰さんに出会ったのは、木喰さんが仏像造りを始める前のことです。 ともに旅を続けるうちに、木喰さんもさまざまなことを学びとり、若い白道はそんな木喰さんからさらに多くのことを学んだことでしょう。 |