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木喰上人の足跡

もくじきしょうにんのそくせき

 木喰上人は、93歳の生涯(しょうがい)のうちに、日本の各地を巡(めぐ)り歩いて修行(しゅぎょう)する?語彙集国(かいこく)の旅をしました。 その長い旅は、ふるさとの丸畑を中心にみたとき、4つの時期に分けて考えることができます。
 旅を始めてから27年後の寛政(かんせい)12年10月、木喰さんは第3期の旅を終えて丸畑に帰ってきます。 このときまでに北海道から九州までの地を踏破(とうは)しており、かねてからの大願であった廻国がここに成就(じょうじゅ)したのです。 けれども、木喰さんはふたたび、さらなる旅へと発(た)って行きました。

木喰さん 木喰さん
廻国に出るまで
廻国第1期 安永2年2月・56歳~安永6年7月・60歳
廻国第2期 安永6年8月・60歳~天明5年9月・68歳
廻国第3期 天明5年9月・68歳~寛政12年10月・83歳
廻国第4期 享和2年3月・85歳~文化7年6月・93歳

【このページの参考文献・資料】

『木喰の旅』(山梨日日新聞社) 『木喰上人巡錫地控』(丸山太一・山梨日日新聞社) 『新装・柳宗悦全集9 木喰上人』(日本民藝協会・春秋社) 『山梨百科事典 増補改訂版』 山梨日日新聞社) 『微笑みに込められた祈り 円空・木喰展』(小島梯次[監修]・アートワン)

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