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松木喬さん |
まつき・たかし |
慶応元(1865)-大正12(1923) 身延町下山生まれ |
学校林の設定、苗木(なえぎ)の育成、植林法の指導などを率先垂範(そっせんすいはん=先頭に立って模範を示すこと)しました。 日露(にちろ)戦勝記念、御大礼(ごたいれい)記念として、生徒とともに5千本余りの杉やひのきを粟倉(あわぐら)に植栽(しょくさい)し、学校基本財産としました。 これが村有林経営の基礎(きそ)となりました。 昭和28(1953)年に下山小学校の新校舎が落成しましたが、村有林から多くの木材が使われたということです。 その折に、下山村の教育や植林指導の尽力(じんりょく)に対し、下山村長より感謝状が贈(おく)られました。 大正12(1923)年10月10日に亡くなりました。 昭和30(1955)年に、その功績(こうせき)を称(たた)え、門下生(もんかせい)や村民総意により、本国寺(ほんごくじ=下山本町)境内(けいだい)に頌徳碑(しょうとくひ)が建てられました。 |
松木喬さんのこと |
ちょっと ひといき |
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同じ下山出身の望月小太郎さんの著書『富士を仰いで』に、松木喬さんと頌徳碑についての一節があります。 | |||
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【このページの参考文献・資料】 『松木喬先生頌徳碑建立記念誌』(松木喬先生頌徳碑建立委員会) 『身延町誌』(身延町誌編集委員会) |