下山大工太子講定メ書写 文化5年(1808) 2/10

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【解読文】

各々様御堅勝被成御座候珍重奉存候然者廻書
ヲ以申上候大工太子講古法有之国中其筋々ニ惣代
之仁御座候間下山太子講之一統之義御座候所近年
猥相成申候様去卯七月太子講之筋下山仲間打寄
相談之上古法ヲ条書仲間共(?)調相調古法相
続付(?)度奉存候付右国中大工職之義者一統御さ
候故其筋々江古法之ヶ条差遣し候間御同心之
衆中ハ乍御苦労本辰七月廿日下山太子講江…
【読み下し文】

各々様御堅勝成され御座候珍重に存じ奉り候然らば廻書
を以て申し上げ候大工太子講古法これ有り国中その筋々に惣代
之仁御座候間下山太子講の一統の義御座候所近年
猥に相成り申し候様去る卯七月太子講の節下山仲間打ち寄り
相談の上古法を条書仲間共(?)調べ相調べ古法相
続付(?)度存じ奉り候に付き右国中大工職の義は一統御座
候故その筋々之古法のヵ条差遣し候間御同心の
衆中はご苦労ながら本辰七月二十日下山太子講へ…

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