下山大工

匠家雛形増補初心伝 六冊  しょうかひながたぞうほしょしんでん
 文化9年(1812)。 昭和44年(1969912日(旧)身延町の文化財に指定。

『身延町の文化財 改定第二集』
(身延町教育委員会 平成4年(1992)より)
 下山大工石川七郎左衛門の著で、文化年間から近年に至るまで堂宮建築に従事する大工の必読本として全国的に著名な書である。 文化9年(1812)年発行以来何回か出版され、上中下二冊宛で、堂宮建築の標準を系統づけている。


『匠家雛形増補初心伝』の内容
『身延町誌』より
上巻二冊 高欄(こうらん)の割りから垂木(たるき)の太さ、斗きょうの割り方、隅木繪様(すみきえよう)
中巻二冊 きざはし、脇障子、扉前、屋根の仕方、箱棟
下巻二冊 鳥居、三間社、神輿、玉垣

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