下山大工太子講定メ書写 文化5年(1808) 10/10

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【解読文】

右之条々古法有之處相猥候様仲間打
寄相談之上連印を以相定候上者急度
相定可申候惣じて職分仕法ニ差障り候もの
有之家業相続相成かたく義出来仕候ハバ
何方茂訴出大工職法古法之通り相守
可申候仲間定書仍而如件
  文化五年
   辰正月
【読み下し文】

右の条々古法これ有る処相猥れ候様仲間打ち
寄り相談の上連印を以て相定め候上は急度
相定め申す可く候惣じて職分仕法に差障り候もの
これ有り家業相続相成りがたく義出来仕り候はば
何方も訴出大工職法古法の通り相守り
申す可く候仲間定書仍て件の如し
  文化五年
   辰正月

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