【解読文】

　明治六年
太子構（講）儀定書連判帳
　酉ノ一月吉日

（略）

仲間儀定書之事
右者大古与太子構（講）定日者
正月七日七月十六日ニ致し
候處仲間相談之上自より
一月四日□休仲日ニ相定メ
申候　以上

仲間儀定者掛銭百文ヅツ
新入之茂のハ酒壱樽ヅツ
可差出尤□高買不致
若□間々□致茂の有バ
仲間内ニテ□□不致
口渡　如件

一杣木挽林代儀定書
一松樅桧木職（？）五匁
一樫木橿　拾匁
一松樅桧木壱通り弐匁
一同小割　壱通り壱匁四分
一樫木橿　壱通り四匁
一同小割　壱通り弐匁八分
一入手間之分者人より
一壱□ニ付三匁四分
右の通り無相違御座候
　　　以上

　　　　記
一今般太子講（講）之儀定
　相談上正月七日ニ
　七月十七日と相定申候
　掛紙之儀ハ金弐銭
　ツゝ加ゝり候事
　明治十年
　　　　　木挽連中

下山宿
　　太子構（講）連中

【読み下し文】

（略）